OGLALAアシスタント日記

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鞣し

私の皮も、どうやら革らしくなってきました。

前回グレインの取れた皮をウリンギングして終了しました、次のステップはソフトニングです。
ウリンギング終了の革は、いったんナイロンに入れ乾くのを防ぎ、そのまま冷凍する事により腐るのを防ぎました。作業の前日に冷蔵庫にうつし解凍しました。
ヘラを使って革を延ばして柔らかくします。
完全に乾いてしまう前に、延ばしてしまわないといけません。
この作業に手を抜くと、柔らかい革が手に入りません。
屋外でしていましたが、暑さに負けてヘラごと工房に持って入って中で作業しました。炎天下だとすぐに乾いてしまう革が、室内のおかげで乾くのを遅らす事が出来ました。作業を進めるが、なかなか柔らかくならない部分がある。
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この部分だけもう一度濡らして、ドライヤーで強制乾燥させながら乾ききる前に必死でソフトニングをする事になりました。時間勝負でした。
ソフトニングが上手くいかないと、また、たまごに漬けてウリンギングの作業をしなければいけません。
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「気合い入れてしたら、今日にはソフトニング終わるかもしれないけど、微妙なところやなぁ。。。もしかしたら、もお一回、たまごせなアカンで」
恐怖です。もぉ嫌です。
だいたい1ステップごとに1日は潰されてしまうので、出来るだけ日数かけたくないので必死でした。
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丸一日、ソフトニングをがんばり、、、ようやくソフトニングが完成しました!
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終わった時は、一日中、下を向いて力を入れっぱなしだったので、貧血になり頭がボォーとして気分が悪くなってしまいました。

私が鞣しをする前に、革の販売を考えていた頃1枚3万で販売しようかな。
と、聞いていましたが、実際、作業をしてみてなんのその到底3万では、、、、。
あれだけの時間をかけて、機械なしで手作業で3万は、、、。
岡居は、ヒョヒョイと作業をしますが、実はもの凄く大変な事だったんだと、体で分かる事が出来ました。

改めて「3万は無理でしょ?」と聞くと、
「革って事考えて、大きさとか1デシいくらか考えたら、オレは今でも1枚3万やで」と、言ってます。

さてさて、話が脱線してしまいました。
私の革は後はスモーク作業です!
っと、その前に、革の両端を合わせて、いびつな部分や穴が開いてて縫いにくい場所はカットしなければいけません。そして、両端を縫い付け、首の部分にスモークBOXにかぶるよう、Tシャツを縫い付けます。
縫う事が終われば、ようやくスモークにかかれます。
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スモークとは、煙で革を燻す事です。
今の白い革のままだと、「生皮」の状態で不完全な状態です。
スモークする事により、濡れても柔らかく防水性のある革に仕上がります。
スモークの作業は脳漿鞣しにとって必要不可欠です。

スモーク材は、ホームセンターで売ってる物を使ってます。
木を乾かして焼いくのが良いのですが、一応「住宅街」な為、大量の煙は出せません。
なので、少しずつ煙が出て、火が出にくいスモーク材を使用しています。
一枚につき、4本は使います。中には4本で足りない革もあります。
分厚い革ほどスモークは入りにくいです。
正直、何本も何本も使わないといけない時は、お財布の胃が痛くなります。。。。
キャーーー!!
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時間は1本のスモーク材を消化するのに4時間くらいはかかります。
少しづつ合間を見てはスモークの具合を確認します。
風の方向によって、煙の動きも代わってきます。
煙の方向によって、スモークの具合も代わってくるようです。
ただ皮を上からぶら下げるだけでOK〜ではなく、中に切った竹をつっかえ棒のようにいれて、煙の通り道を作ります。
そして、ところどころ開いてる穴も大切で、そこからスモークの具合を見たりします。
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今回、スモーク材を1本半使用しましたが、まだまだスモークが足りません。もっと、もっと良い色にしたいです。
結局、革にビーズをのせた時の雰囲気を考えると、「まだまだ!」と、スモーク材は使ってしまいます。でもその分、良い色が手に入りビーズをするのも楽しくなります。
OGLALAの鞣しって、何と言ってもビーズが似合う革、そして想った風合いを求めて作られているんだと改めて実感。
ビーズ作業をするためだけの贅沢な革だと思います。

今回、色んな作業を書かせて頂いたのですが、実はサラッとしたイメージかもしれませんが、煙の方向考えて竹を調整して入れたり、スモークする為に一頭の鹿をグルリと縫うのに、革のカットと縫う時間で3時間かかってしまったり、と、どの作業をしても、とてもとても大変でした。

思う気持ちは「良い革目指してレッツラゴー!」です。
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by porcu | 2008-07-27 16:03 | 鞣し

鞣しとマムシ

朝、目が覚める。
いつもの空気と違う。。。。「あっ寝坊した!」
時計を見ると7時15分。
急いで工房へ降りると、すでに外で鞣しのソフトニングを始めてました。
お待ち頂いてる商品に使用する革の製作に追われています。
革が無ければ製作できない。
ソフトニングも手作業で根気良くしないと、後に柔らかい革に仕上がりません。
夏の光の中、朝6時〜昼の1時まで、ソフトニング作業にベッタリです。
日陰に入ったら?と言ったのですが、聞き入れてもらえず、結局日射病になってました。これからは、長時間になる場合は日陰に入らないとダメですね。。。
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数日前、私は工房で留守番ですが、岡居が友人の方と、「マムシ獲り」に行きました。少し前に行かせて頂いた和田山に「マムシスポットがある」という事でした。
出来れば、今、オーダー頂いているChainのマムシバージョンのフックに、マムシの皮を鞣して作りたい!という考えの中、マムシ獲りグッズ、マムシ獲りファッションを万全にし出掛けたのですが、、、結果は獲れなかったようです。
朝の9時過ぎに出発し、夜の8時までネバって現地に居たようなのですが、ダメみたいです。。。
マムシは「獲ろう!」と思って獲れるのではなく「偶然出会う」生き物のように思います。
なので、時間と交通費を考えると、到底、商品化は難しい事になりました。
行く前は「10匹は獲れるかも」なんてウキウキしてたのですが、、、、。
でも、手ぶらではなく「マムシ1匹」と一緒に帰って来ました!
そうです!獲れなかったけど!
拾ったそうなんですーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
しかも、友人の方が
「今、車にひかれてたの、マムシ違います?」
の一言で、見つけたそうなんです!
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私はマムシを見るのが、本当に初めてでした。
名前は聞いた事ありますが、それが猛毒のヘビという事も、教えてもらうまで知らなかったです。
初めて見たマムシの感想は「綺麗!」と思いました。
確かに生きてたら怖いに決まってるのですが、「死んでる」のを前提に見てるので、、、、そう思いました。
でも、解体とかの作業を見てると、だんだん怖くなりました。
毒大丈夫かな?動かないかな?
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でも、やっぱり綺麗で、自然の姿ってなんであんなに綺麗なんだろう。
無駄なところが一切なく、全てに意味があるんだろうなぁ、、、、と。

後、「マムシの匂い」ってあるんですね。ちょっと生臭い匂い。
マムシを解体した場所を徹底的に消毒はしてるのですが、それでもマムシの匂いがするんです。独特の匂い。
いつになったら消えてくれるのだろうか。。。。
岡居は分からないらしく、私だけが気付いてるみたいで、、、ちょっと苦手な匂いです。
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by porcu | 2008-07-19 14:20 | OGLALA

鞣し再開

梅雨も明けたのだろうか?

今日は、とっても良い天気で、これぞ「鞣し日和」。
しばらく中断していた私の鞣し体験作業を再開する事にしました。
岡居も製作用の皮を完成させないと、次の仕事が出来ないので、二人で鞣しをしました。
「、、、なんか日曜大工みたいな、、、日曜鞣しって感じだね。ちょっと、周りと違う感じだね(笑)」

そして、私の敵は紫外線だ!と思い、初めは軽めの日焼け止めを塗るが、少し出てみると「ジリジリ」とした太陽。すぐに「海用」の日焼け止めを塗りました。シミが出るお年頃なんですー。

さてさて、数ヶ月乾燥させた皮を、ミキサーにかけたタマゴの液体の中に漬けます。
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一時間くらい、皮がほぐれてくるまで、ひっぱったり、揉んだり、漬けたりを繰り返します。
首の辺りの皮は分厚く、なかなか、固くて、ほぐれてくれません。
途中、一時間ほど漬けたままにして昼食を作り、日光の下に置いたままにして、少し浸透させました。昼食後、又、作業再開。
少し置いておいたのが良かったのか、ふにゃふにゃとなってきました。
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とりあえず、この段階で暑くて暑くて、、、、汗が吹き出し「もぉーヤダ。。。」と、泣き言がチラホラ、、、手作業での鞣しの大変さを身に沁みます。

「こんな大変な作業、何枚もよく作るねぇ。」
「オレがせな誰がすんねん。」

、、、まぁ、そうなんですが、手作業とはどんな仕事も大変ですが、手を抜くと、確実に良い革が出来ないのは目に見えてる。
動物のパーツと、薬品を一切使わない、この鞣し技法は、自分の思うように作業は進まない。
本当、地道にコツコツとするしかないです。
頭の中は、「これで何作ろう〜?バイクに乗る時に財布とケイタイが入るくらいのポーチでも作ろうかな?ビーズはツーニードルで、お花とか作って、、、、」と、楽しい事でも考えないと!バテてしまいます。

さてさて、そんな泣き言の私の皮も、ようやく「ふにゃふにゃ状態」になりました。
今度は、ビームの上でのスクレイプです。
皮の表面のグレインをとります。
(グレインとは、皮のギンの事です。ギンとは、皮でよくツルツルしたのがあると思いますが、その部分です。私達が作っているスモーク革は、ギンが必要ないので削ぎ取ります。)
このグレインは前回、いくら頑張っても取れませんでしたが、数ヶ月置いた事と、この気温の高さで、きっと取れやすくなってるそうです。
スクレイパー(グレインを取る道具)は、岡居のアメリカの鞣し友達の手作りです。
これは刃が急なので、注意していないと皮が破れてしまいます。
その代わり、とてもよく取れます。
うれしいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
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アカスリのように、ボロボロと剥がれていきます。
ボロボロといっても、力を沢山こめてゴリゴリするので、これも汗だく。。。。
力を入れすぎると、皮が破れてしまうので手加減しつつ、、、こんなに皮大きかったのか?
と、又、泣き言を考えながら、、、ゴリゴリ、、、夢中に、、、岡居に褒められると、調子に乗ってゴリゴリ、、、、汗がダァーーーーー。
2時間くらいしてたでしょうか。
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そろそろ、出来たようなので、こんどは「ウリンギング」皮の中の水分を、出してしまいます。
私の力では、出きらなかったので、手伝ってもらいまいした。
この作業をきっちりしていないと、つぎのステップが上手く行かないそうです。
とりあえず、ウリンギングの作業で区切りとなります。

岡居が「もう一回、今日中に、同じ作業したら良いねんけど、、、」
「無理!もぉ無理!」私は、頭も身体もフラフラで、意識がモウロウとしてました。
片付けの作業もフラフラで出来ず、岡居にしてもらい、30分ほど転ばせてもらいました。

転んでる間の頭の中は「本当、鞣しは大変だーーー!」

因みに、私と一緒に作業いてた岡居は、二枚同時に作業してました。
しかも、エビアレルギーが出て体調が悪いのに、、、休憩もせずに、、、よく二枚も出来るなぁ、、、ビックリです。

いつも横で見てただけで、よく分からなかった事が、作業をする事によって、鞣しの作業の流れが少しづつ身体で覚える事が出来ました。
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by porcu | 2008-07-12 18:18 | 鞣し

鹿カレー

吉井さんから頂いた鹿肉を使って鹿カレーを作りました。
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カレーのルーは、こだわりがあまりないので、市販の熟カレーとバーモントの中辛をミックスにしました。
作った自分でいうのもなんですが、、、美味しかったです!
カレーのお肉って、牛肉だと結構こってりしたイメージがして、鶏肉のムネ肉だとパサッとあっさり。もも肉だとこってりジューシーなイメージがありますが、鹿肉は、あっさりしてるけど中が詰まってる!って感じがしました。また作りたいです!

よく、「臭みとかない?固くない?」と聞かれますが、臭みもなく、お肉も柔らかかったですよ。
特に、二日目のお肉は柔らかかったです。

吉井さんに、お料理の事を聞いた時、「鹿肉ハンバーグも美味しいよ」と教えて頂きました。
ミンチ機をお持ちのようで、自分でミンチにして作るそうです。
美味しそうですよねーー。私も作ってみたいです。
どんな味なんだろう〜〜〜。
鉄分タップリだから、貧血持ちの私にはピッタリだ!

私と岡居以外に、工房に来て下さった時に新規取扱い店舗の大阪のNUU-さんに食べて頂き、義母にも食べて頂きました。
これまた、自分で言うのも変ですが好評でした(笑)
本人を前に「マズイ」とは言えないかもしれないですが、きっと嘘はないです。
特に、義母は「鹿とかイヤだわぁ。。。」と、言っていたのですが、「ゆきちゃん美味しかったわよぉ」と、電話まで下さいました。
又、作った時は食べてもらおう〜。

気付けば、もぉ「7月」です。そうです。夏です。
そして、後2日もすれば七夕です。
お星様の綺麗な夜になるといいですねー。
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by porcu | 2008-07-05 12:17 | 鹿

Indian Beadworks、OGLALA(オグララ)アシスタント日記。ホームページ(OGLALA-WEB SITE)、作業日誌へは下のリンクからお越し下さい。
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