OGLALAアシスタント日記

毛皮

朝の仕事の前に、鹿の毛皮と、タヌキの毛皮、テンの毛皮を、順番に少しづつ鞣しています。
仕事の前の、少しの時間を見つけて作業をしたり、休憩時間を利用したりして作業をしているので、一気に仕上げる事は出来ないのですが、少しづつ出来上がっています。
タヌキとテンは、猟に行く途中に自動車にひかれているのを拾ったそうです。
家で解体をして、毛皮以外は、その子が元々住んでいた場所の餌場近くに戻しました。

鹿の毛皮は、「寝たきりの方の床ずれにとても良い」と、よく聞きます。
私のおばあさんも床ずれが酷かったから、もっと、もっと、早くにその事を知っていたら、少しはマシになってたのかなぁ、、、と、鹿の毛皮を見る度に思います。

鹿の毛は中空になっているので、折れやすいが、その分空気の上に座っているような感触になるそうです。夏は涼しく、冬は暖かい。
実際、熱い車内にコロと居た時、鹿の毛皮をひくと涼しいのかその上で寝ていました。
私も手を置いていると、ヒンヤリしているのが分かりました。

ー鹿の毛皮鞣しー
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肉を取り、塩に漬け、そして、塩分を水に漬けて取り除き、、、乾かします↓
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脳みそと同じ成分の生卵を塗り込みます↓
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丁寧に折りたたみ↓
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一晩置いて浸透させます↓ 折り畳む事で乾かずに浸透する事が出来ます。
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次の日、浸透させた皮をエアコンの風を当てることで乾かします。
今度は、柔らかくする作業「ソフトニング」にかかります↓
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9割5分乾いたら、解体用のスキナーナイフを使って、表面のメンブレンを取り除きます。
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ポロポロと取れているのが、メンブレンです。
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軽石をつかったりもします。メンブレンを取り除く事で革が柔らかくなります。
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なかなか、毛皮の鞣し作業は見れる事が少ないので、見てて楽しかったです。

毛皮の場合は、毛とグレインを取らない分、時間は短縮できますが、抜け毛にならないように皮の状態を細かく見ながら作業をしているようです。
趣味のものだから、リラックスして作業しているようです。

「けがわのはしっこぉ! もらいまひたぁぁーーーー!!」
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「だれにも わたさないぞぉ〜っ〜っ〜   ぐぅ〜ぐぅ〜」
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岡居追記.............

 はじめは血どころか、皮を見ても気絶しそうで「私は被害者!」という顔をしていた入江ですが、最近では平気。今日、取引先のFUNNYさんで鹿肉のバーベキューをしたのですが、「肩」とか「モモ」とか、そのまんまの形の肉の固まりを余裕でさばいて、精肉して味付けしてました。。。。
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by porcu | 2009-04-18 22:29

Indian Beadworks、OGLALA(オグララ)アシスタント日記。ホームページ(OGLALA-WEB SITE)、作業日誌へは下のリンクからお越し下さい。
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